令和のコロナ禍を勝ち抜く!安易な平成的提案はNG
- On 2020年7月31日
- コロナ禍, ホームページ, 令和, 価値観, 時代のニーズ
先日数年ぶりに紙媒体の会社を経営されている60代の社長から連絡がありました。
今まで紙媒体のみを提案されてきた会社なのですが「現在のクライアントにインターネットの提案もしたい」という相談でしたので、どんなことを想定しているのか尋ねました。
具体的に聞いたところ「今担当してるホームページの会社よりも安い値段で出して運営などの仕事を取りたい」という要望でした。
ホームページはもはやインフラです。
適切なコスト感は大事ですが、“コストを抑える”ことが焦点になる案件はかなり稀です。平成の初期にはあったかもしれません。
このような価値観のズレはホームページだけでなく、デジタル全体、社会的な価値観に繋がる部分です。
私から社長へは「費用を下げるだけではお互いにメリットが少ないので、私はこういう風にご説明しています」と実例をいくつかお伝えしましたが、ホームページへの認識の差を象徴する出来事でした。
このような相談は一件でなく、複数いただいています。
コストに見合った、それを超える価値を提供できるか、が大切な時代です。
ましてやこのコロナ禍で価値観の転換がなされている現在、 “ターゲットが何に価値を置いているのか”という視点なしに提案してもなかなか成果は出せません。
安易な値下げの提案のみで、このコロナ禍を勝ち抜くのは難しいのではないか、と感じます。
時代のニーズに見合った視点を持った提案こそ、このコロナ禍時代を勝ち抜くビジネスの基本ではないでしょうか。